英単語が覚えられない中学生へ。忘れにくい覚え方と続け方

単語帳を前に覚え方に悩む中学生のイラスト

「ちゃんと覚えたはずなのに、単語テストになると書けない」。中学生になると、英単語の量が一気に増え、こうした悩みを抱える子が多くなります。

結論からお伝えすると、単語が覚えられない子の多くは、覚え方そのものよりも、「本当に覚えたか確かめる」「日をあけて復習する」が抜けていることがほとんどです。名古屋市西区で中学生を指導していると、眺めただけで覚えた気になっている子をよく見かけます。この記事では、忘れにくい英単語の覚え方と、続けるコツ、ご家庭でできるサポートをお話しします。

この記事でわかること

  • 単語が覚えられない子がやりがちなこと
  • 忘れにくい英単語の覚え方3ステップ
  • 覚える量の増やし方と、家庭でできるサポート
目次

単語が覚えられない子が、やりがちなこと

まずは、今の覚え方を振り返ってみましょう。次のような覚え方になっていると、時間をかけても点数にはつながりにくくなります。

CHECK

こんな覚え方になっていませんか?

  • 単語帳を眺めただけで、覚えた気になっている
  • 何度も書いているが、合っているか確かめていない
  • 一度覚えたら終わりで、復習をしていない
  • 音声を聞くだけで覚えようとしている

特に多いのが、一つ目の「眺めて覚えた気になっている」ケースです。覚えたかどうかを自分で確かめていないので、テストで初めて書けないことに気づきます。音声で発音を確認するのは大切ですが、聞くだけでは、つづりまでは身につきません。

忘れにくい英単語の覚え方3ステップ

単語を覚えるときは、次の3つのステップを1セットにして進めます。

STEP 1

見て、声に出して、書く

まず、単語のつづりを見て、発音を確認しながら声に出します。そのうえで、つづりを覚えるために何度か書きます。スペルを覚えるには、書くことがとても効果的です。ただし、どの方法が覚えやすいかは子どもによって違うので、自分に合うやり方を探していきましょう。

STEP 2

英語→日本語、日本語→英語で確かめる

書いたら終わりではなく、本当に覚えたかを確かめます。英語を見て意味が言えるか、日本語を見て英語が書けるか。この両方ができて、はじめて「覚えた」と言えます。書いた単語のつづりが合っているかも、必ず答え合わせをしましょう。

STEP 3

日をあけて、もう一度確かめる

人は覚えたことを、時間がたつと忘れていきます。一度覚えた単語も、翌日、3日後、1週間後と、日をあけてもう一度確かめましょう。忘れていた単語だけを覚え直せばよいので、回数を重ねるほど短い時間で済むようになります。

単語を書いて覚え、赤シートで確かめる中学生のイラスト

覚える量は、少しずつ増やしていけばいい

最初から多くの単語を覚えようとすると、続きません。まずは、自分が覚えられる範囲から始めて大丈夫です。慣れてきたら、少しずつ覚える量を増やしていきましょう。

続けるうちに覚えるスピードは上がっていき、1日に50〜100語を覚える子もいます。大切なのは、最初の量よりも、毎日続けることです。

POINT

単語は、まず学校の教科書から覚えるのがおすすめです。定期テストに直結するうえ、教科書によっては、QRコードを読み込むと単語テストができるものもあります。わざわざ単語帳を買わなくても、これで十分練習できます。

現場から:伸びる子は「書いて、確かめて」いる

たかた英語アカデミー講師 髙田悟史

髙田 悟史

塾長・英語講師

講師の声

教室では毎週、クラスで習ったページの単語テストを、翌週に行っています。見ていると、書いて覚えた子が伸びている印象です。もちろん、何が覚えやすいかはその子によって違います。

反対に、覚えられていない子は、眺めて覚えた気になっていることが多いように感じます。テスト前に本人たちは「覚えた」と言うのですが、実際には点数が取れていない。覚えたつもりと、本当に覚えたことは違うということに気づけると、単語の点数は変わってきます。

定期テストに向けた勉強の進め方は、中学生コースでも一緒に確認しています。中1でつまずきやすいポイントについては、中1英語でつまずく子の共通点の記事でもまとめています。

家庭でできるサポート

英語が得意でなくても、ご家庭でできることがあります。

POINT 1

「覚えた?」ではなく、問題を出してあげる

「覚えた?」と聞くと、子どもは「覚えた」と答えがちです。代わりに、日本語を言って英語で答えてもらうなど、実際に問題を出してあげてください。それだけで、覚えたつもりを防げます。

POINT 2

書いた単語の答え合わせを手伝う

つづりが合っているかは、教科書や単語帳と見比べれば確認できます。英語が苦手な保護者の方でも、答え合わせなら一緒にできます。

POINT 3

覚えた量や、続いた日数をほめる

テストの点数だけでなく、「今日は20語覚えたね」「1週間続いたね」と、取り組んだ量や続けたことに目を向けて声をかけると、毎日の習慣につながります。

よくある質問

部活で忙しく、単語を覚える時間がとれません。

1日の中で、単語に取り組む時間を決めておくのがおすすめです。朝の数分や寝る前など、短い時間でも毎日続けるほうが、週末にまとめて長時間やるより忘れにくくなります。

英語が苦手で、単語の読み方が分かりません。

まずは、教科書の音声などで発音を確認しながら覚えましょう。読み方が分かると、つづりも覚えやすくなります。

英検の単語と、学校の単語、どちらを優先すべきですか?

中学生は、定期テストに直結する学校の単語を優先してください。英検の単語は、余裕があるときに取り組むのがおすすめです。英検の考え方は、英検は何級から受けるかの記事でお話ししています。

まとめ:単語は「確かめる」と「復習」で覚えられる

この記事のポイント

  • 眺めるだけでは、覚えたつもりになりやすい
  • 見て・声に出して・書いたら、英日・日英の両方で確かめる
  • 日をあけて復習し、覚える量は少しずつ増やす

英単語が覚えられないのは、能力の問題ではなく、覚え方と確かめ方の問題であることがほとんどです。今日から「書いて、確かめて、日をあけてもう一度」を試してみてください。単語が覚えられるようになると、英語の文を読むのもぐっと楽になります。

まずは無料体験レッスンから

単語の覚え方や、定期テストに向けた勉強の進め方に悩んでいたら、お気軽にご相談ください。
体験レッスンは無料・50分で、保護者の方も見学できます。

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