英検は何級から?小学生・中学生の目安と無理をさせない選び方

「英検を受けさせたいけれど、何級から始めればいいの?」。名古屋市西区で英語教室をしていると、小学生・中学生どちらの保護者の方からもよくいただくご相談です。
当教室の考え方を先にお伝えすると、小学生は基本的に5級から。中学生は定期テスト対策を第一にして、そのうえで余裕のある子に、今のレベルに合った級をおすすめしています。この記事では、その理由と、無理をさせない級の選び方をお話しします。
この記事でわかること
- 英検の級と、それぞれのレベルの目安
- 小学生が5級から始める理由と、家庭でできる準備
- 中学生が定期テストと両立する進め方と、高校入試との関係
- 当教室での英検コースの進め方
英検の級と、それぞれの目安
英検には、中学英語の範囲にあたる5級・4級・3級から、高校レベルの準2級・準2級プラス・2級以上まで、いくつもの級があります。小学生・中学生に関係の深い級を確認しておきましょう。
5級中学初級程度
4級中学中級程度
3級中学卒業程度
準2級高校中級程度
準2級プラス準2級と2級の中間
2級高校卒業程度
3級からは、一次試験に加えて、面接による二次試験があります。準2級プラスは、準2級と2級の差を埋める級として、2025年度に新しく加わりました。
5級・4級には、パソコンやスマートフォンで受けるスピーキングテストもあります。こちらは級の合否とは別に判定されるので、まずは筆記とリスニングでの合格を目標にすれば大丈夫です。
小学生は、まず5級から
小学生が受ける英検は、中学の内容の先取りになります。それでも当教室では、この時期に英検に慣れておいてほしいと考えていて、長期コースからでよいので、まずは5級に挑戦してほしいと伝えています。5級は中学初級程度なので、ここで中学の内容を少し頭に入れておくと、中学入学後の負担が軽くなります。
ただし、無理はさせません。受験の時期は、年2回の個人面談で、保護者の方とお子さん本人に相談しながら決めていきます。
背伸びをした級で苦労するより、確実に合格できる級で「やればできる」を実感したほうが、次の級への意欲につながります。
4級・3級から受けたい場合の目安
当教室の基準
小学生がいきなり4級や3級を受けるのは、5級・4級の過去問を解いて、8割以上取れる場合に限っておすすめしています。
5級に向けて、家庭でできること
POINT 1
単語は、毎日少しずつ覚える
5級の単語は700語近くあります。1日10語ずつでも、2か月あまりで一通りふれることができます。覚えたかどうかは、翌日に家族で確かめると定着しやすくなります。
POINT 2
過去問は「解いて終わり」にしない
過去問を解いたら、間違えた問題に印をつけて、日をあけてもう一度解きます。同じ問題で間違えなくなるまで繰り返すことが、合格への近道です。
POINT 3
リスニングは、集中して聞く
英語をただ流しておくだけでは、なかなか耳に残りません。過去問のリスニングを、問題を解きながら集中して聞き、聞き取れなかったところはもう一度聞き直しましょう。
中学生は、定期テスト対策が第一

中学生は、中学から英語を始めた子もいれば、小学生のころに別の教室で習っていた子もいて、スタートはさまざまです。そして、定期テストの結果が成績に直結します。そのため当教室では、英検よりもまずテスト対策を優先しています。そのうえで余裕のある生徒には、今のレベルに合った級で、英検を先取り学習として活用してもらっています。
英検の勉強は、学校英語にプラスに働くことが多くあります。単語や文法を別の角度から繰り返すことになるので、定期テストの点数を支えることにもつながります。中1の英語で大切な取り組み方については、中1英語でつまずく子の共通点の記事でもお話ししています。
注意
学校でまだ習っていない範囲の級を受ける場合、英検は「先取り学習」になり、その分、学ぶ量が一気に増えます。部活や定期テストと重なると、どれも中途半端になりかねません。お子さんの様子を見て、無理のない時期と級を選ぶことが大切です。
定期テストと両立する進め方の例
中学生が英検を受けるときは、次のような流れで進めると、学校のテストとぶつかりにくくなります。
STEP 1
テストと重ならない回を選ぶ
まず、学校のテストの日程を確認し、英検の試験日が重ならない回を選びます。部活の大会の日程もあわせて確認しておくと安心です。
STEP 2
余裕を持って準備を始める
英検の準備には、ある程度の期間が必要です。試験日から逆算して、単語は早めに毎日の学習に足していき、過去問は試験が近づいたら時間を計って解きます。短い時間でも、毎日続けることがポイントです。
STEP 3
テスト前は、学校の勉強を優先する
英検の準備中でも、定期テストの2週間前からはテスト勉強に切り替えます。テストが終わったら、また英検の準備に戻ります。
当教室の進め方:5級はじっくり、4級からは短期で
当教室の英検コースには、期間の異なる2つのコースがあります。
長期コース
期間約9か月
開講と目指す検定4月開講 → 翌年1月の検定
進め方無理のないペースで、じっくり
おすすめはじめての英検(5級)
短期コース
期間4〜5か月
開講と目指す検定1月半ば開講 → 6月の検定
9月開講 → 翌年1月の検定
進め方ポイントをしぼって、テンポよく
おすすめ4級からの挑戦
短期コースでやりきれるようになると、中学生になってからの定期テスト対策でも、英語に限らず、短い期間で集中して取り組む練習になります。そのため生徒には、まず5級は長期コースからスタートし、4級からは短期コースで挑戦してほしいと伝えています。
どちらのコースも開講時期が決まっているので、受けたい時期がある場合は、早めにご相談ください。コースの内容は、英検対策コースのページでくわしくご紹介しています。
英検と高校入試の関係
英検は、高校入試でも役立つことがあります。愛知県の公立高校の一般選抜では、英検の級が点数として加算されるわけではありませんが、推薦選抜の基準は学校ごとに定められています。また、私立高校では、英検の取得級を出願や判定の優遇に使っている学校もあります。
CHECK
英検の扱いは、学校や年度によって異なります。志望校が決まったら、募集要項で必ず確認してください。合格したときの書類も、大切に保管しておきましょう。
なお、英検3級は「中学卒業程度」とされていますが、愛知県の場合、高校入試の英語のほうが難しいと感じています。3級に合格していても、入試に向けた対策は別に必要です。
当教室で中学生に、無理のない範囲でレベルに合った級をおすすめしているのは、そのほうが高校入試にも良い形で生きてくるからです。
現場から:英検は「無理をさせない」が基本

髙田 悟史
塾長・英語講師
講師の声
教室では、英会話クラスから英検につながる授業にしています。それでも5級には覚える単語が700語近くあり、大変に感じる子もいます。だからこそ、無理はさせません。
5級に合格すると、子どもたちは自信がつくようです。英検の勉強は楽ではありませんが、受かれば友達に自慢できるので、それを励みに頑張っている子もいます。
よくある質問
過去問は、どこで手に入りますか?
英検の公式サイトで、各級の過去問(過去1年分・3回分)が無料で公開されています。小学生が4級・3級から受けるかどうかの目安(過去問で8割以上)も、これを使って確かめられます。時間を計って、本番と同じように解いてみてください。
英検は年に何回受けられますか?
従来型の英検は、年3回(6月・10月・1月ごろ)実施されています。級によっては、パソコンで受ける英検S-CBTもあります。申し込みは試験日の1か月あまり前に締め切られます。学校や教室を通して申し込む場合は、締め切りがさらに早いこともあるので、早めに日程を確認しておきましょう。
英検は何年生から受けられますか?
英検には、受験できる年齢や学年の制限はありません。ただ、当教室では、高学年から入った子にいきなり英検をすすめることはしていません。まずは授業で英語に慣れてから、受験の時期を一緒に考えます。
不合格だったときは、どうすればいいですか?
届いた成績表で、リーディングやリスニングなど、どの技能で点を落としたかを確認しましょう。苦手な部分を中心に過去問を解き直し、同じ級にもう一度挑戦するのがおすすめです。結果に落ち込むより、次に向けて何を見直すかに目を向けてみてください。
まとめ:級選びは、その子の「今」に合わせて
この記事のポイント
- 小学生は、まず5級で「できた」を経験する
- 上の級から受けるのは、過去問で8割以上取れるときに
- 準備は、単語を毎日少しずつ、過去問は解き直しまで
- 5級は長期コースでじっくり、4級からは短期コースで挑戦
- 中学生は定期テストを第一に、余裕のある範囲で級を上げる
英検は、何級から受けるかよりも、その子の今の力と生活に合った級を選べるかが大切です。一つひとつの合格を積み重ねながら、英語への自信を育てていきましょう。
まずは無料体験レッスンから
「うちの子は何級から受けたらいい?」と迷われたら、名古屋市西区のたかた英語アカデミーにご相談ください。
お子さんの様子を見ながら、受験の時期と級を一緒に考えます。ご相談だけでも歓迎です。
ABOUT US
英語の「できた」が、
子どもの自信と行動を変える。

名古屋市西区・庄内通の、小学生・中学生のための英語教室です。比べる相手は、まわりの子ではなく前回の自分。前回30点だった子が50点になること、授業で言えなかった一言が言えるようになること。その一つひとつの「できた」を積み重ね、自分から学ぶ力を育てます。
- 少人数制(定員7〜8名)
- 小学生・中学生対象
- 庄内通駅から徒歩4分






