中1英語でつまずく子の共通点と、小学生のうちにできる準備

中学最初の英語の定期テストの結果を見て驚く中学1年生のイラスト

中学に入って最初の定期テストで、英語の点数に驚いた。そんな声を、毎年のように耳にします。小学校では楽しく英語にふれていたのに、なぜ中学でつまずいてしまうのでしょうか。

結論からお伝えすると、差を生むのは英語の得意・不得意ではありません。「覚えるべきことを覚え、何度も問題を解く」というコツコツ取り組む力です。名古屋市西区で小学生から中学生まで指導してきた経験をもとに、つまずく子の共通点と、小学生のうちにできる準備をお話しします。

この記事でわかること

  • 小学校と中学校で、英語の学び方がどう変わるか
  • 中1英語でつまずく子に共通していること
  • 小学生のうちに、ご家庭でできる準備
目次

小学校と中学校で、英語はここが変わる

小学校の英語は、聞く・話す活動を中心に、英語に慣れ親しむことを大切にしています。一方、中学校では読む・書くも本格的になり、単語や文法を積み上げて、定期テストで正確さが問われるようになります。

小学校

学び方活動を通して英語に慣れる

求められること楽しんで参加する

成果の見え方授業での様子が中心

中学校

学び方単語・文法を積み上げる

求められること覚えたことを正確に使う

成果の見え方定期テストの点数に表れる

つまり中学では、「楽しかった」だけでは点数につながりにくくなります。ここで学び方を切り替えられるかどうかが、最初の分かれ道です。

つまずく子に共通する「小学生の感覚」

小学校で英語を楽しんできた経験は、とても大切な財産です。ただ、中学英語は覚えるべきことを覚えないと、点数にはつながりません。つまずく子の多くは、小学生のころと同じ「なんとなく分かる」感覚のまま進んでしまっています。

CHECK

こんな様子があれば要注意です

  • 単語のつづりを正確に書けない
  • 授業で分かったつもりになり、問題を解き直さない
  • テスト直前まで焦りを感じていない

点数が取れる子がしている3つのこと

中1から安定して点数が取れる子には、共通する取り組み方があります。

HABIT 1

覚えることを、きちんと覚える

単語のつづり、文法の形。中学英語には、覚えなければ解けない部分があります。点数が取れる子は、ここを「なんとなく」で済ませません。

HABIT 2

同じ問題を何度も解く

一度解いて終わりではなく、間違えた問題を解けるようになるまで繰り返します。この繰り返しが、テスト本番での得点力になります。

HABIT 3

早めに危機感を持てる

「このままでは点数が取れない」と自分で気づき、テスト直前より早い段階で手を打てる子は強いです。危機感は、コツコツ取り組むためのエンジンになります。

現場から:コツコツ取り組める子は、どの教科も強い

たかた英語アカデミー講師 髙田悟史

髙田 悟史

塾長・英語講師

講師の声

中1でつまずくかどうかは、コツコツ進められるかどうかにかかっていると感じます。小学生の感覚のままの子は、英語の点数がなかなか取れません。

覚えるべきことを覚え、何度も問題を解き、そして危機感を持つ。これが小学生のうちからできている子は、中学に入っても英語だけでなく、どの教科でも高い点数を取っています。反対に、点数が取れない子はここができていないことが多いです。この力は英語に限らず、すべての教科に通じるものだと考えています。

当教室の小学生コース・中学生コースの生徒にも、この「覚えて、何度も解く」ことの大切さを繰り返し伝えています。

小学生のうちに、家庭でできる準備

家庭で保護者と英単語を確認し合う小学校高学年の子どものイラスト

コツコツ取り組む力は、中学に入ってから急に身につくものではありません。小学生のうちから、ご家庭でも少しずつ育てることができます。

POINT 1

毎日少しずつ取り組む習慣をつくる

量よりも、毎日続けることを優先してください。1日10分でも、机に向かう習慣があるだけで、中学での学習量の増加に対応しやすくなります。

POINT 2

「覚えたか」を確かめる機会をつくる

覚えたつもりと、本当に覚えたことは違います。家族で単語を出し合うなど、遊び感覚で確認する時間があると、覚えることへの意識が育ちます。

POINT 3

間違えた問題を、もう一度解く

学校や教室の宿題で間違えた問題を、日をあけてもう一度解いてみる。この小さな習慣が、中学での「解き直し」の土台になります。

よくある質問

小学校では英語が得意だったのに、中学で点数が取れないのはなぜですか?

小学校の英語は慣れ親しむことが中心ですが、中学では単語のつづりや文法を正確に覚えて使うことが求められます。「得意」という感覚のまま、覚える作業を後回しにしてしまうと、点数に表れにくくなります。

小学生のうちに、中学英語の先取りをしておいた方がよいですか?

無理をさせるのはよくありませんが、英検などを通して中学の内容を少し頭に入れておくと、中学に入ってからの負担が軽くなります。あわせて、毎日少しずつ取り組む習慣も身につけておくと安心です。

中1の最初のテストで点数が悪かったら、もう手遅れですか?

手遅れではありません。ただ、英語は積み重ねの教科なので、まわりに追いつくための作業が必要になります。だからこそ、気づいた今から始めることがいちばんです。

まとめ:中1の英語は、準備で変えられる

この記事のポイント

  • 中1英語でつまずく原因は、才能ではなく「コツコツ取り組む力」
  • 点数が取れる子は「覚える・何度も解く・早めに危機感を持つ」ができている
  • 小学生のうちから、毎日の習慣・確認・解き直しで準備できる

中1英語でつまずく原因は、英語の才能ではなく、コツコツ取り組む力です。そしてこの力は、小学生のうちから少しずつ育てることができます。英語で身につけた取り組み方は、他の教科にも必ず生きてきます。

中学に向けた準備について気になることがあれば、名古屋市西区のたかた英語アカデミーにお気軽にご相談ください。英語が嫌いになってしまった場合の関わり方は、英語が嫌いな中学生が変わるきっかけの記事でもまとめています。

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